ライオン、バングラデシュ合弁会社の増資引受、新工場を建設

粧業日報 2023年11月10日号 2ページ

ライオン、バングラデシュ合弁会社の増資引受、新工場を建設
 ライオンは10月30日、バングラデシュ人民共和国の連結子会社「Lion Kallol Limited(ライオンカロール)」が日本円で34億500万円の増資を行い、同社が出資比率(75%)に応じた金額を引き受けること、ライオンカロールが新たに工場を建設することを決議した。

 海外事業においては、既存進出国・地域における事業の強化を進めるとともに、新たな国・地域への参入を図り、アジアでのプレゼンス拡大を目指している。この方針のもと、2022年6月にバングラデシュ人民共和国にて、同国で事業を展開する「Kallol Limited(カロール社)」との間で合弁会社ライオンカロールを設立し、同年10月1日より営業を開始している。

 また、2023年3月にはライオンカロールの将来的な事業拡大に向けた生産基盤を確立するため、バングラデシュ経済特区内での工場建設を想定した土地使用権購入等を目的とする増資を行った。

 今回、経済特区内での新工場建設計画がまとまったことから、建設費用や当面の運転資金に充当することを目的としてライオンカロールが増資を実行し、同社が出資比率に応じた金額を引き受けることとした。

 新工場建設により、安定的な生産供給体制を確立し、製品提案力を高めることで、バングラデシュの生活者のより良い習慣づくりに貢献し、同国市場における経済価値・社会価値の拡大を図っていく。

 なお、今回の増資で、ライオンカロールの資本金の額が同社の資本金の額の10%以上に相当するため、ライオンの特定子会社に該当する予定だ。
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