資生堂、2023年12月期第3四半期は減収減益

粧業日報 2023年11月20日号 1ページ

カンタンに言うと

  • コア営業利益は3Qで低迷も上期の大幅増益により累計も増益
資生堂、2023年12月期第3四半期は減収減益
 資生堂の2023年12月期第3四半期連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比5.3%減の7224億円、コア営業利益が1.6%増の368億円、営業利益が27.6%減の258億円、税引前利益が34.1%減の287億円、四半期利益が29.4%減の205億円となった。

 売上高は、日本ローカルが中・高価格帯で着実に回復し、米州、欧州が好調を維持した一方、処理水放出後の日本製品買い控え影響等により中国・トラベルリテールが低調で、日本のインバウンド売上も想定を下回った。売上高の推移は、1Qが+7%、2Qが+10%、3Qが▲2%となっている。

 コア営業利益は、3Qが売上減による差益減により減益となったものの、上期の大幅増益により累計は増益となった。

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