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中国化粧品市場 国別輸入状況の分析レポート(2008~2010年)

 2008~2010年の三年間、中国の化粧品は、主に欧州、東アジア、北米および東南アジア等多くの国・地域から輸入されている。輸入額1位のフランス、2位の日本の合計で6割、3位の米国を加えると7割を超える。  輸入量では、マレーシアからの輸入が約5割、インドネシアからの輸入も約1割となっている。  輸入量という観点で見ると、マレーシアが47%、インドネシアが9%という状況になっている。これら2国は、一般化粧品(高級化粧品に対して)の主要輸入元であり、2010年の輸入量は総輸入量の中で56.69%を占めているが、輸入額における割合は3.96%しかない。  しかしながら、近年一般化粧品に対する需要が縮小してきたため、マレーシア、インドネシア等からの化粧品輸入量は年を追って減少傾向にある。  日本からの輸入は、「輸入量」「輸入額」ともに安定した成長を見せており、「日本製」の化粧品は中国の消費者から高い支持を得ていると考えることができる。
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