第61回 店長の基準

【週刊粧業2014年11月17日号4面にて掲載】

 私は、前職の船井総合研究所で、「組織はトップで99%決まる」と教わりました。会社は社長で99%決まり、店舗は店長で99%決まると言い換えられます。

 私は、前職のときからたくさんのエステティックサロンを見てきましたが、店長の影響力は圧倒的です。それは「決定する」「判断する」のが店長になるからです。言い換えると、店長の基準が店舗の基準になるということです。

 タオルの畳み方、ベッドメイキングの仕方、掃除の徹底度という細かい部分から始まり、お客様へのおもてなしの心、自分自身の向上心というところまで店長のあり方で店舗全体のあり方が決まってしまいます。

 例え店長以下のスタッフに店長以上の基準を持ったスタッフがいたとしても、なかなか主張しにくいもので、大半の場合は、その芽を摘んでしまうことになります。

 または、私が経営するフルーツルーツでも昔あったことですが、店長がベッドメイキングをして、その後に店長に見つからないように、下のスタッフがより丁寧にベッドメイキングをし直していたこともありました。また、サロン内で自発的に研修に行っても良いという社内のルールがあったにもかかわらず、下のスタッフが行くと、店長も行かなければならない空気になることを嫌がり、下のスタッフに行かないように促していたということもありました。

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榎戸淳一

株式会社ES-ROOTS代表取締役社長、一般社団法人エステティックグランプリ元理事長

新卒で船井総合研究所に入社し、様々な経験を積んだ後に「エステティック業界の健全化、イメージ回復」に使命感を感じ、船井総研内で自らエステティック業界のコンサルティングを立ち上げ、業界内で多大な実績を残す。現在では、株式会社ES-ROOTSを設立し、東京都目黒区に「fruitsroots(フルーツルーツ)」というオーガニックコスメ&エステティックサロンを経営している。www.es-roots.co.jp また、業界誌「週刊粧業」「セラピストBEAUTY」「ヌーヴェルエステティック」の連載、業界イベント「ビューティーワールド」「ダイエット&ビューティー」での講演など、活動範囲は幅広い。

http://www.fruitsroots.com/

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