第63回 使いかけの○○○

【週刊粧業2019年7月15日号6面にて掲載】

 「1330億」という数字にどんな印象を抱きますか? フリマアプリ最王手メルカリの市場規模は、1330億円(2019年6月期第3四半期)だそうです。うち「メーク美容」は6%を占めます。

 私は、中古市場に化粧品は無関係だと思いこんでいました。しかし、今のフリマアプリで売れられているものは、中古品ではないのです。売れ筋真っ最中の状態の商品、言ってみれば中今品(ちゅうこんひん)です。

 フリマアプリでは、使いかけ、あるいは数回テストしただけの化粧品も立派な売り物になります。

 メルカリと三菱総合研究所が発表した意識調査によると、新品購入時、洋服は65%、化粧品では約50%の人が将来的な売却を意識するという結果が出ました。つまり、売ることを前提に化粧品を買う人がいるのです。

 人気なのは百貨店で売られている化粧品、いわゆる「デパコス」です。限定品の発売日は、地下駐車場まで列ができるくらいに殺到するのですが、その理由はこの新品売却意識にありました。

この記事は無料会員限定です。 週刊粧業オンライン 無料会員にご登録いただくと、続きをご覧いただけます。

週刊粧業WEBにログイン/登録する

この記事のお問い合わせはこちら

廣瀬知砂子

女性潮流研究所 所長 / 商品企画コンサルタント

実践をモットーとする化粧品コンサルタント 現場発想で生み出した独自の商品企画法やトレンド分析法で、大企業から中小企業まで多くのヒット商品を手がけている。

http://www.beautybrain.co.jp/

一覧に戻る
ホーム > 連載コラム > 第63回 使いかけの○○○

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
pagetop