第43回 化粧品がどうしても欲しくなるPR方法

【週刊粧業2017年9月18日号4面にて掲載】

 中国での化粧品の広告やPR方法はいろいろありますが、当社が費用対効果・効果の持続性の双方において最強と実感しているPR方法を今回は特別にお教えしたいと思います。

 その方法は消費者にその商品を「みんな使っている」と思わせることです。具体的に言うと、中国の女性はWeixinやWeiboなどのSNSを毎日見ていますが、そのSNSの投稿の中でよく見かける商品は興味が出てくるし、欲しくなります。さらに言うと、その商品を使っている写真がたくさん流れてくるのがベストです。芸能人でなくても、網紅(インターネット上のアイドル)でなくても構いません。しかし、一般人の場合は人数が勝負です。より多くの人がその商品を使っている写真を投稿すれば効果は絶大です。

 多くの人が使っている写真を見ると消費者心理としては、「みんな使っている」「そんなに良いのかな」「私も試してみたいな」となり購入につながるわけです。

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沖野真紀

中国女性市場専門調査会社 (株)ブルームス代表取締役

定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。

http://blooms.jp.net/

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