週刊粧業2016年7月4日(第3026号)

週刊粧業 2016年7月4日号 32ページ

カンタンに言うと

週刊粧業2016年7月4日(第3026号)
■特集・アンケート調査~消費者(20~30代女性412名)が求める化粧品・日用品2016 消費者の要求レベルが高まり全般的に不満が増える結果に
 化粧品カテゴリーにおいては、3年前よりも「特に不満はない」という回答が増えた品目が3品目、減った品目が4品目となり、全般的には不満が増える結果となった。消費者の要求レベルは一段と高まっており、技術力の向上がそのスピードに追いついていないことが浮き彫りになっている。また、「価格」については、全7品目で軒並み上昇。「何を基準に購入しているか」という問いでも「価格」という回答が軒並みポイントを落としており、効果・効能や機能、仕上がり、香りをより重視する傾向が鮮明になった。今回は、「不満」「価格」という項目に絞って、消費者が求める化粧品について検証していく。
【第1集】(化粧品カテゴリーの使用状況)
■化粧品全般~高機能化粧品を低価格でセルフ購入、成分やトレンドよりも、まずは自分流
質問項目/あなたが化粧品を使い始めた年齢は?、ひと月あたりで化粧品に使う金額は? ほか5項目
■洗顔料・クレンジング料~緩やかに単価アップの動き、時短でも効果担保できるか
質問項目/現在、使用中の洗顔料は?(上位3社)、現在、使用中のクレンジング料は? ほか7項目
■化粧水~「価格」よりも「効果」を重視し中・高価格帯化粧水に期待
質問項目/現在、使用中の化粧水は?(上位3社)、現在使用中の商品の価格は? ほか5項目
■美容液~大切なのは価格よりも保湿&美白効果、セルフだけでなく対面販売にも関心示す
質問項目/現在、使用中の美容液は?(上位3社)、現在使用中の商品の価格は? ほか5項目
■ファンデーション~単価上昇で低価格化に歯止め、機能面の不満が全体的に解消
質問項目/現在、使用中のファンデーションは?(上位3社)、使用中の商品の価格は? ほか4項目
■口紅/低価格化に歯止めで復調の兆し、専門店や百貨店の重要性高まる
質問項目/現在、使用中の口紅は?(上位3社)、現在使用中の商品の価格は? ほか6項目
■フレグランス~香水はみんなで使えば怖くない、カウンセリングニーズは比較的高め
質問項目/フレグランス類を使用していますか?、何を基準に購入しましたか? ほか4項目
【2016年秋のベスト商品】
〈化粧品〉
◎資生堂~うるおいに満ちた肌へ導く高保湿美容液
◎コーセー~コスメデコルテの新次元化粧水が販売好調
◎カネボウ化粧品~「エビータ」にバラの形の泡が出る洗顔料
◎アルビオン~感触から仕上がりまで全てが新ジャンルのファンデ
◎ポーラ~B.A初の美容液投入で愛用者拡大へ
◎ノエビア~505薬用シリーズに、より濃密な化粧水
◎日本メナード化粧品~新展開を控える「エンベリエ」に最注力
◎ドクターベルツ~肌の内側と表面からリフトアップする美容液
◎ブルーベル・ジャパン~クロエに花蕊だけで作られた特別な香り
◎コージー本舗~「ラッシュコンシェルジュ」に新デザイン
◎ヒノキ新薬~肌の修復機能に着目した新生品を投入
◎伊勢半~ヒロインメイクに光チャージのCCシリーズ
◎ファンケル化粧品~主力商品「洗顔パウダー」をリニューアル
◎アヴァンセ~悩み別対応のコンシーラーを発売
◎ちふれ化粧品~手頃価格の新エイジングケアシリーズ
◎オルビス~メークの新色や食品の限定味など一斉発売
◎黒龍堂~従来不満を解消する新剤型2品を投入
◎エトヴォス~ミネラルファンデで期待の新作など投入
◎オッペン化粧品~ブランド初となるポイントメークシリーズ
◎クラブコスメチックス~すっぴんクリームに新香調
〈日用品〉
◎花王~最新技術を搭載し「エッセンシャル」刷新
◎ライオン~シルクのような肌触りのプレミアム柔軟仕上剤
◎マンダム~「ギャツビー」に美肌訴求の新シリーズ登場
◎クラシエホームプロダクツ~発売10周年の「いち髪」をリニューアル発売
◎ダリヤ~白髪も黒髪もバランスよく染まる新ヘアカラー
◎ウテナ~「ゆず油」を品質強化しリニューアル
◎小林製薬~更年期世代に「命の母スキンケア」提案
◎エステー~ステキプラスに新ラインを追加
◎牛乳石鹸共進社~「贅沢泡とろ」の人気2品をグレードアップ
◎フェザー安全剃刀~純国産品質が伊勢志摩サミットで脚光
◎マリアンボレ~個性的な3点ローラーでボディケアを啓発
■特集/美容サプリメント
東洋新薬~アーユルヴェーダ素材で機能性表示、美容サプリメントも提案強化
◎ラシェル製薬~機能性表示食品の製品化に注力、GMP認証の新工場を今秋竣工
◎ビーエイチエヌ~ツバキ種子エキスで美容系の機能性表示へ、レッドドラゴンフルーツの安定供給を開始
その他掲載企業/アピ、三生医薬、アダプトゲン製薬、キユーピー、常磐植物化学研究所、メディサイエンス・エスポア、三和酒類、太陽化学、DKSHジャパン、サビンサジャパンコーポレーション、バイオジェニック
■ビューティブレーン・廣瀬氏、綿密なターゲット設定こそが化粧品ビジネスを成功へ導く
■総合企画センター大阪、ビューティーケアドリンク市場を調査
目的別では美肌が792.5億円で最大
◎2018年には1583.5億円に
2016年4月の化粧品、金額4.3%増、3カ月連続のプラス成長~頭髪用、皮膚用、仕上用の3分野が揃って伸長
■2016年4月の家庭用洗浄剤、金額10.5%増、2カ月連続の2ケタ成長~単月の出荷金額も2カ月連続で500億円を突破
■花王、欧米の業務用インク会社2社を買収~買収金額は100億円弱、2025年には300億円規模に
根来執行役員、「食品パッケージでの軟包装印刷に高い将来性」
◎日米欧で生産・販売体制構築しシナジー創出
エスキュー、肌測定&分析で拡販を支援するSQクラウドシステムを新導入
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