高級アルコール工業 川合清隆社長 植物系化粧品原料の応用がカギ

週刊粧業 2010年6月7日号 15ページ

カンタンに言うと

高級アルコール工業 川合清隆社長 植物系化粧品原料の応用がカギ

 高級アルコール工業㈱は、 従来より植物系の素材を応用した化粧品原料の製造と応用を推し進めてきた。

 特に植物由来のイソステアリン酸は製造精製方法を独自で開発し、 その技術を応用してイソステアリン酸誘導体の品種の充実と応用技術の開発を進めている。

 このイソステアリン酸とエステル類は開発以来、 日本をはじめとして韓国・中国・EUなどで広く化粧品業界で受け入れられ、 ロングセラー・ヒット商品として販売されている。

 この植物由来の化粧品原料の開発のポリシーは、 いまも弊社のアイコンとなっている。

 従来の化粧品原料では不足する性状、 付加されたらよい性状などを検討し、 植物由来の素材から新機能を持つ製品の開発に心がけ、 これらのエコサート登録にも努めている。

 サトウキビ由来の 「ハイシュガーケンBG」 をはじめとして、 「リソカスタHSDA」 「ハイルーセントISDA」 「リソカスタDA」 などの新製品や、 「イソステアリン酸」 「ODM」 「ベヘニルアルコール」 などの既存製品も顧客の要望にあわせて、 エコサート登録を行っている。 今後も可能な範囲でエコサート登録を進めていく方針である。

 すでに紹介したハイルーセントISDA、 リソカスタDAなどの処方応用やハイアクオスターDCSの、 ヘアミスト・酸性染毛料への応用などの処方例も充実してきている。

 このように、 高級アルコール工業㈱としては、 植物由来でエコサート登録された化粧品原料とその応用技術と処方の紹介を推し進めている。
 また、 顧客との新製品共同開発や処方の開発が増えてきており、 弊社の開発技術の先進性の評価・浸透による、 さらなる新商品の展開を進めている。


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