花王、カネボウの研究・生産部門を一体化し化粧品事業を強化

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花王、カネボウの研究・生産部門を一体化し化粧品事業を強化

 花王は、グループの化粧品事業を支える研究部門、生産部門を一体化する。

 健康意識の高まりや元気な中高年の増加、新興国の中間所得層増大に伴う美への関心の高まりなどの環境変化に迅速に対応すべく、ソフィーナブランド、カネボウブランドを支える研究部門、生産部門を一体化させることにより、グループ資産の最大活用を図り、化粧品事業の強化を図っていく。

 同社は、2006年2月にカネボウ化粧品を買収して以降、ソフィーナブランド、カネボウブランドを支えるそれぞれの機能をベースに互いの強みの相互活用を進めてきた。具体的には、研究資産や生産設備の相互活用、物流・販売拠点の統合、共同流通対応、共同購買、人的交流等を行い、累計で100億円以上のコストシナジーを含め一定の成果を生み出してきた。

 化粧品事業の成長に向けては、組織・運営面でさらに一歩進んだ変革が必要と判断し、事業を支える研究部門、生産部門の一体化を進めるに至った。

 また今後、販売部門に関しても一体化に着手する。これにより、最終的にカネボウ化粧品は、カネボウブランドを運営する事業会社になる予定だ。 

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