宮本、高級感損なわずに低価格化を実現した韓国容器を拡販

週刊粧業 2014年3月3日号 9ページ

カンタンに言うと

宮本、高級感損なわずに低価格化を実現した韓国容器を拡販

 宮本では2013年12月1日付で宮本浩樹常務が代表取締役社長に就任した。また、2013年11月期は対前年比20%増と、計画通りの成長を達成した。

 「異業種を含めた新規取引先が増えたこと、既存のお客様に色々な容器を使ってもらえたこと、CITE Japanなど展示会での出会いなどが、売上げにつながった。韓国の容器メーカーであるTOLY KOREA社の取扱いが前年より倍増したことも大きい」(宮本社長)

 化粧品容器の傾向として、引き続きPET製の取扱いが増えている。中でもインジェクションブロー系の引き合いが多いことから、3月に新たなシリーズを導入し、2つのサイズ(500mL、600mL)を揃える。

 このサイズのPET容器は特にバス&トイレタリー業界での需要が多い。プリフォーム成形の容器を用意するので、外側は各社好みのデザインに仕上げることができる。

 トニック用PET容器「LETO」シリーズも今春より大々的に売り出す。ポンプ、トンガリ中栓などがつけられる。

 肉厚でガラス並みの重厚感を持つPET容器「DITE」も好評だ。

 TOLY KOREA社の容器にはあらたに2タイプが加わる。

 T4スリムシリーズは、従来の肉厚エアレスボトルを、樹脂の使用量を抑えることで高級感を損なわずに低価格化を実現させたもの。15mL、20mL、30mLが揃う。

 T31シリーズでは部品点数を極限まで減らしてコストダウンをはかった。

 「今期は前年並み~10%程度の伸びを目指している。対外的に新しい容器を提案する一方で、検査ラインを2倍に増設したほか、イントラネットの社内システム構築、倉庫の拡充を行った。これからも、お客様とFace to Faceの関係を築き、スタイルに合った商品づくりのお手伝いをしていきたい」(宮本社長)

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