化粧品商社のケイズ、高級感のあるアクリルボトルやジャー容器で成果

週刊粧業 2014年10月27日号 38ページ

カンタンに言うと

化粧品商社のケイズ、高級感のあるアクリルボトルやジャー容器で成果

 化粧品商社のケイズ(本社=石川県金沢市)は今期(2015年3月期)、同社の代名詞となりそうな新しい得意分野の掘り起こしに重心を置く中、先に閉幕した化粧品開発展でも全社一丸の接客姿勢で開催期間を盛況で乗り切った。

 化粧品メーカーと容器生産者をつなぐ「コンシェルジュを目指す」(角嶋一幸社長)と標榜している同社は、最近の容器需要を総括して「高級感のあるアクリルボトルや、やはり高額化粧品に映えるジャー容器の引き合いが多くなっている」(東京営業所)と説明している。

 外観に特徴がある製品の提案に力を込める一方で、最近は「機能性ポンプ」とうたったウォータープルーフ構造のポンプを積極的に露出しており、キャップレス構造と相まった簡便性がクレンジングやオイルへの活用で好評を博している。

 また、「人気再燃」といえそうな動きでアプリケーター付きチューブの要望を受けるケースが増えていることに対応し、同社は機動力にものをいわせた製品調達を行って開発展の商談テーブルを賑わした。

 さらに、新しい潮流へと育成したいメニューとして「ダブルエンズ」と呼ぶ2種類が入る製品の推奨機会を増やしている。

 先の展示館ではOEMとして地元・能登の海洋深層水を使ったジェルパックを作り込み、「ダブルエンズ」に詰めたサンプル配布を実施して来場者の体感にアピールした。

容器・パッケージ会社.jpg

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