ユースキン製薬、新工場を2016年春に稼働、「hána」に限定ミニサイズ

週刊粧業 2015年7月6日号 28ページ

カンタンに言うと

ユースキン製薬、新工場を2016年春に稼働、「hána」に限定ミニサイズ
 ユースキン製薬は6月19日、新製品発表会を開催した。

 冒頭、野渡和義社長は「今年の3月11日で創業60周年を迎えた。自社工場がある横浜市鶴見区は低地のため震災などで壊滅的な被害を受けると判断し、富山にある中小企業庁の工場団地に工場を移転し、2016年3月に本格稼働をする。配送センターを含めての移転であり、大きな投資になるのでを気を引き締めていく」と、新工場の移転計画を述べるとともに、主力製品について「『ユースキンA』は発売当初から30年以上、医薬品クリームとしてひび、あかぎれ、しもやけなど皮膚の症状に対する効能・効果をうたっており、ハンドクリームとして売っていたわけではない。実際に足に使っている方も多く、その効果について先生とあらためて試験をし、驚くべき結果が得られた。また、8年前に発売した『あせもクリーム』は医薬品のあせも用クリームカテゴリーでトップシェアを持つ。2年前に発売した汗による肌あれ予防対策『あせもジェル』に続き、今年は『あせもパウダークリーム』(3月発売)を導入する。酸化亜鉛を配合しながらも快適に使える基剤を開発し、発売の運びとなった。あせもカテゴリーで各ジャンルに入っていく。さらに、顔だけでなく、『ユースキントーヒル』(同)で頭皮のかゆみにもチャレンジする」と、新市場に果敢にチャレンジしていく姿勢をみせた。

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