全米大手百貨店5社、第1四半期は軒並み2桁減益

粧業日報 2016年5月31日号 1ページ

カンタンに言うと

全米大手百貨店5社、第1四半期は軒並み2桁減益
既存店が不振、
海外からの観光客減少も響く

 全米の大手百貨店5社の第1四半期決算が出揃った(ニーマンマーカスのみは第2四半期決算 累計)。各社軒並み既存店が不振で2桁の減益と苦戦している。

 最大手のメーシーズは本拠地ニューヨークなどへの海外からの観光客が減少して売上を直撃し、2桁の減益となった。J.C.ペニーは既存店は微減で、経費の改善で赤字幅を縮小した。ディラードも既存店が低迷したことで2桁の減益を余儀なくされている。ノードストロームも同様だが、オフプライスセグメントは売上を伸ばして好調だ。ニーマンマーカスは第2四半期累計で赤字に転落している。

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