資生堂2016年第3四半期、減収2ケタ増益

粧業日報 2016年11月18日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂2016年第3四半期、減収2ケタ増益
知的財産権譲渡益・鎌倉工場跡地
売却益等で純利益は135.0%増

 資生堂の2016年12月期第3四半期連結業績は、売上高が前年同一期間比1.3%減(為替変動の影響を除く実質5.4%増)の6227億2800万円、営業利益が17.1%増の387億3700万円、経常利益が17.9%増の382億300万円、純利益が135.0%増の371億7500万円となった。

 売上面では、円換算後では円高による為替影響を大きく受け、1.3%の減収となったものの、現地通貨ベースでは成長モメンタムが継続していることに加え、7月に買収した「Laura Mercier」「RéVive」の売上げが上乗せとなったことから、ライセンス契約終了に伴う「Jean Paul GAULTIER」の売上減の影響を受けた欧州を除く全ての地域で伸長し、5.4%の増収となっている。

 利益面では、営業利益が売上増に伴う差益増やプロダクトミックスの改善、コスト構造改革の効果などにより、17.1%の増益となった。また、純利益は「Jean Paul GAULTIER」のフレグランスに関する知的財産権の譲渡益や鎌倉工場跡地の売却益を特別利益に計上したことなどにより、135.0%増を記録している。

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