エステ業界、周辺領域に踏み込んだトータル提案が必要に

粧業日報 2017年4月11日号 2ページ

カンタンに言うと

エステ業界、周辺領域に踏み込んだトータル提案が必要に


労務環境改善が市場活性の鍵に

 ――直近の業界動向について教えてください。

 榎戸 エステティック業界はここ数年人手不足に悩まされている。そうした中で昨年、労務問題が表面化したことでエステティシャンの労働環境の改善に取り組む動きが前進し、それにより人材確保を図るサロンが増えてきた。

 こうした動きは、近年活発になっているM&Aにより、大手脱毛サロンや痩身・エステサロンに異業種の風土や制度が取り入れられていく中で、より一層進むだろう。

 現在、エステティック業界には美容室やリラクゼーションサロンなど、周辺業種が多く参入している。さらに言えば、一般消費者にとって、エステ専門店との違いは曖昧なものだ。

 そうした中で、エステサロンが顧客を獲得していくためには、店の軸となるコンセプトを明確化した商品展開や店づくり、さらにはカウンセリング力の徹底強化が不可欠だ。

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