JCC、化粧品産業クラスターとして佐賀から世界へ

粧業日報 2017年6月30日号 1ページ

カンタンに言うと

JCC、化粧品産業クラスターとして佐賀から世界へ


地産素材「フィト・サガン」、
CITE Japan 2017で手応え

 JCCは、「地域経済の活性化」「持続的な産業創出」「会員活動の支援」「新市場の開拓」を使命に、これまで産学官連携を深めてきた。特に、地産素材を活用した原料や、その原料を使った化粧品の開発では、地元農家の活性化に貢献しており、JCCにとって最も重要な活動の1つとなっている。

 そして今回、地産素材を国内外に広くアピールすべく、JCCが主導してブランディングを行った初のシリーズとして、「フィト・サガン」シリーズを「CITE Japan 2017」で披露した。同シリーズは、玄海町薬用植物栽培研究所(薬草園)で栽培された薬草や、「白いきくらげ」「白イチゴ」をはじめ、農産物などの素材を化粧品原料として活用している。

 また、2016年度からは、放棄地みかんの再生プロジェクトもスタートした。

 現在、唐津市はハウスみかんの生産量が国内1位を誇るが、一方で高齢化などにより耕作放棄地も増えていた。こうした土地を再活用するべくプロジェクトが立ち上がり、花の栽培をメインにしたみかん農園へと生まれ変わっている。この1つが「平原ふるさと館」だ。同農園で収穫されたみかんの花のつぼみから抽出された原料が「ウンシュミカン花水・エキス」として、今後、化粧品に使用されていく。

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