美容部員の就職・転職動向、業界の垣根を越えた採用活動が活発に

週刊粧業 2018年2月12日号 1ページ

美容部員の就職・転職動向、業界の垣根を越えた採用活動が活発に
 厚生労働省が先月30日に発表した2017年平均の有効求人倍率は、前年比0.14P増の1.50倍で8年連続のプラスとなり、1973年(1.76倍)以来44年ぶりの高水準となった。

 新卒や中途の採用が一段と厳しさを増し、雇用の流動化も進む昨今、人材の獲得競争は業界の垣根を越え、ますます激化している。

 今特集では、関連企業9社が展開する最新の人材サービスを紹介するとともに、化粧品業界専門の派遣・紹介事業「化粧品人材バンク」を運営するアイスタイルキャリアの辻堂篤社長に、化粧品業界における採用マーケットの最新動向について尋ねた。

採用難の打破には積極的な
企業の「情報開示」が不可欠

 ――最近の化粧品業界の採用マーケットをどのように捉えていますか。

 辻堂 販売職に関しては、これまで美容部員経験者だけを中途採用してきたメーカー・ブランドが、新卒採用まで間口を広げるようになった。

 しかし、折角苦労して採用した美容部員が定着せずに早期離職してしまい、本質的な部分の人手不足解消には至っていないのが現状だ。販売員が減ることで本社の人材が店頭に立つなど、会社全体で業務が逼迫して負のスパイラルに陥りつつあるケースが増えている。

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