マンダム、におい研究から発見した第3のニオイで新市場を創造

週刊粧業 2018年4月16日号 6ページ

マンダム、におい研究から発見した第3のニオイで新市場を創造
 マンダムは、長年にわたる男性の体臭研究から、汗臭・加齢臭とは異なる30~40代男性特有の第3のニオイを発見し、それを「ミドル脂臭」と名づけ、2014年より男性化粧品ブランド「ルシード」のニオイケアシリーズとして製品を発売している。

 この第3のニオイ「ミドル脂臭」は新しい発見のため、認知拡大・理解促進に向けた情報発信が欠かせない。

 広報部の片岡東主任に話を聞いた。

 ――「ルシード」を中心に参入している男性ニオイケア市場は拡大傾向にあります。市場性をどう捉えていますか。

 片岡 30代以上の男性をターゲットにしたスカルプ系のシャンプーやボディソープなど、ニオイ対策アイテムは市場に増えてきており、男性化粧品市場の中でも大きく成長するカテゴリーとして存在感を高めている。

 当社の調べでは、2017年男性ニオイケア市場は、この市場が創造されたとされる2011年比で約7.2倍に拡大している。

 男性ニオイ対策のほとんどの製品が汗臭か加齢臭を訴求ポイントにしている一方、当社はそれらとは異なる「ミドル脂臭」を前面に打ち出しているという点で、市場の中でも独自の路線への歩みを進めているといえるだろう。

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