近年、インターネットの普及や媒体の多様化により、
エンドユーザーが商品を購入するまでの導線は年々複雑化しています。
スキンケア化粧品の広告出稿を検討する場合、
消費者が商品を購入する際にどこから情報を得て購入するか、
その導線を考える必要があります。
化粧品の購入時に参考とする情報源は数多くありますが、
実態調査だと以下のようなランキングとなります。
<スキンケアを購入するための情報源>
1位 クチコミサイト
2位 店頭の商品広告
3位 テレビ番組・CM
4位 メーカーのサイト
5位 女性雑誌
6位 メーカー以外のショッピングサイト
7位 SNS
8位 店員の話
20~30代前半の多くは
1位のクチコミサイトで情報を得ていますが、
10代の4割はSNSで情報を得ていることがわかっています。
複数のSNSが存在する中、利用状況は世代別、男女別で大きく異なります。
<SNSの利用状況>
若い世代の母数は少ないものの、
ユーザー数推算値割合は多く示しています。
このように年代によって利用している割合が異なるため、
ターゲットに合わせてPR方法や媒体を変えていくと
より効果は出てくると思います。
若い世代は特に
「メーカー目線ではなく
リアルな消費者の意見を購入の参考にする傾向にある」
と言われています。
メーカーが発する”広告感”を感じ取った瞬間、
若い世代は購入意思を閉ざしてしまいます。
そこで、活用されるのが
口コミや消費者の意見を前面に出したPRとなります。
リアルな消費者の意見をメーカー自ら発生させる事を仕掛けて、
そしてその意見を収集し、発信し、
PRに活用する動きが必要な時代です。
SNSや口コミによる情報が若い世代を中心に台頭していく中で、
広告予算とブランドアイデンティティの高い企業が市場を独占してきた時代から、
本当に良い、そして本当に自分に合ったものを探して購入していく時代へと
変わりつつあります。
ターゲットに合わせて広告展開するにあたり、
今後SNSを活用したマーケティングを行う場合は、
いかに露出を増やすかということも必要ですが、
いかに良いスキンケア製品かを発信してもらうために
何ができるかを考えることも大切なのです。
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