日本フレグランス協会、香りと脳をテーマにセミナー開催

粧業日報 2018年11月6日号 3ページ

日本フレグランス協会、香りと脳をテーマにセミナー開催
 日本フレグランス協会は10月17日、第10回スペシャルセミナーを開催し、東京脳神経センター脳神経外科医、脳科学者の天野惠市氏が「香りの脳内伝導・香りと脳内環境」をテーマに講演した。

 嗅覚と脳の関係が脚光を浴びている。臭いの化学物質は脳の側頭葉にある扁桃核(Amygdala)に運ばれ、ここが嗅覚の終着駅になるが、そのすぐ後ろに記憶の中枢として知られる海馬があり、香りの記憶が残るのはこのためだといわれている。

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