2018年業態別化粧品販売高、百貨店・ドラッグストアが牽引役に

週刊粧業 2019年1月1日号 52ページ

2018年業態別化粧品販売高、百貨店・ドラッグストアが牽引役に
2018年化粧品販売高
全体で前年比1.5%増に

 週刊粧業の推計では、2018年の業態別化粧品販売高は前年比1.5%増の2兆3848億1800万円となった。

 過去10年間の推移をみると、2008年まではほぼ横ばいながら増加基調にあったが、09年以降、3年連続でマイナスを記録。12年には0.4%増と再び上昇に転じ、それ以降は18年まで7年連続でプラス推移となっている。

 18年は、15年~17年まで3年続けてインバウンド需要が盛り上がり、その反動影響も懸念されたが、訪日外国人観光客の増加によるプラス効果もあり、前年を上回る販売額で推移した。

 また、微減傾向で推移している内需も底打ち感が出てきており、インバウンド売上がプラスオンされる形となった。この結果、年初の想定どおり、1%台中盤の成長率で着地したようだ。

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