花王2019年12月期第1四半期、減収減益

粧業日報 2019年5月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 化粧品事業が2ケタ成長もメリーズ、ケミカル事業が苦戦
  • メリーズは7月以降、売上拡大基調へ
花王2019年12月期第1四半期、減収減益
 花王の2019年12月期第1四半期連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比1.1%減の3469億400万円、営業利益が3.1%減の382億700万円、税引前利益が0.2%減の386億300万円、当期利益が4.8%減の264億4000万円となった。

 売上面では、構造改革を進める化粧品事業が日本・アジアとも好調で2ケタ成長を遂げたものの、中国の新EC法による日本からの転売減少や、転売業者の在庫調整による中国国内の価格低下、越境EC苦戦の影響を受けたベビー用紙おむつ「メリーズ」が約20%の減収となったほか、天然油脂の価格下落の影響を受けたケミカル事業が8%近いマイナスを記録した。

 事業セグメント別では、化粧品が売上高で11.2%増の673億円、営業利益で62億円(前年同期は8億円の利益)、スキンケア・ヘアケアが売上高で1.6%増の806億円、営業利益で17.5%増の107億円、ヒューマンヘルスケアが売上高で12.1%減の611億円、営業利益で73.3%減の29億円、ファブリック&ホームケアが売上高で6.5%増の743億円、営業利益で3.5%減の110億円、ケミカルが売上高で7.9%減の734億円、営業利益で5.4%増の77億円となっている。

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