マンダム、表皮角化細胞の免疫反応制御メカニズムを解明

粧業日報 2019年5月31日号 2ページ

マンダム、表皮角化細胞の免疫反応制御メカニズムを解明
 マンダムと国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(医薬健栄研)は、皮膚の免疫機構の解明と制御技術の開発について共同で取り組みを行う中、細胞の感覚センサーTRP(トリップ)チャネルの1種である「TRPM4」が表皮角化細胞の免疫反応を制御していることを日本で初めて確認した。

 さらに、温泉成分などで知られるアルムKがTRPM4を活性化することで表皮角化細胞からの炎症シグナルが抑制されることも確認した。

 これらの結果から、アルムKはTRPM4を活性化することにより、皮膚の免疫反応を調節し、肌を健康に整えると考えられるという。

 なお、同研究成果については3月28日~31日に開催された「第9回アジア・オセアニア生理学会連合大会&第96回日本生理学会合同大会」にて発表している。

 また、9月30日~10月2日にイタリア・ミラノで開催される「第30回 国際化粧品技術者会(IFSCC Conference)」においても発表を予定している。

あと67%

続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > マンダム、表皮角化細胞の免疫反応制御メカニズムを解明

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop