ライオン、「第76回全国小学生歯みがき大会」を開催

粧業日報 2019年6月11日号 2ページ

ライオン、「第76回全国小学生歯みがき大会」を開催
 ライオンと、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、一般社団法人日本学校歯科医会、一般財団法人東京都学校保健会は、文部科学省等の後援を受け、「歯と口の健康週間(6月4日~10日)」に合わせて、6月1日~10日まで、国内外の小学生を対象に「第76回全国小学生歯みがき大会」を開催した。

 今大会は、事前に収録されたDVD教材と大会ドリル、デンタル用品を使って実施する方式が採られ、かつ学校行事等に合わせて柔軟に実施日時を設定できることから、参加校数と参加人数はいずれも過去最高を記録。国内4244校、韓国・中国・香港・台湾・ベトナム・シンガポールの海外6カ国・地域計11校(日本人学校9校)の総計4255校から約24万人が参加して行われた。

 大会では、「歯と自分をみがこう」をテーマに、参加する小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え、健康意識を育むことに重点を置き、実習を交えて楽しく歯と口の健康の大切さについて学べるよう工夫された大会ドリルに沿い、健康な歯ぐきの大切さやセルフケア方法の学習、デンタルフロスの使用体験を通じて「予防歯科」の理解と浸透を図るとともに、オーラルケアを習慣化することで「続けることの大切さ」についても学んでもらった。

 また、大会で学んだ内容を復習できる教材や、歯みがきの習慣化とともに自分の夢・目標を実現するために毎日行うことを記入する「未来宣言カード」など、大会期間中だけでなく年間を通じて活用できるコンテンツの提供も行った。



 6月4日には、東京都学校歯科医会より優良校として表彰された東京都江東区立第五大島小学校にて、「第76回全国小学生歯みがき大会」が行われた。

 真剣に学ぶ生徒たちの姿を冒頭から見学していたライオンの掬川正純社長は、「近年、歯みがき大会でデンタルフロスの啓蒙を進めてきたこともあり、小学生の歯のう蝕本数は1本を切るレベルになっている。しかし、今大会では、デンタルフロスを知っていると答えた生徒たちは半分ぐらいという印象だったので、こうした学びの機会を増やしていくことの重要性について改めて感じた。今後は、ムシ歯になる前の予防歯科の重要性についても浸透を図っていきたい」と語った。

 岡野隆副校長からは「昨年度に歯の優良校として表彰を受け、生徒たちの間でオーラルケアの意識づけが進む中、今大会への参加で日々の歯磨きの大切さや歯の健康への意識がより高まったと感じた」、生徒からは「軽い力で磨くというのが意外だったし、歯肉炎の原因や歯磨きの大切さも理解できたので、日々の歯磨きに活かしていきたい」(手塚紗花さん)、「DVDの内容はとても楽しく、ハブラシだけでなく、デンタルフロスも使って歯磨きをやり切ることの大切さが理解できたので日々実践したい。また、今日学んだことを歯だけではなく人生にも活かしていきたい」(宇井俊太郎さん)といった感想が寄せられた。
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