アルビオン、2019年3月期は微増収減益

粧業日報 2019年6月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • スキンケアは転売対策で減収も、メークは新客の取り込みで好調維持。
  • 計画店は会員数が伸長、ドレッサーも好調維持で18店に。
  • 海外3ブランドとも話題性のある取り組みを実施
アルビオン、2019年3月期は微増収減益
 アルビオンは6月6日、2019年3月期業績発表会を開催し、渡辺省一営業本部営業企画統括部統括部長が国内部門の実績、小林勇介常務取締役国際事業本部本部長が国際部門の実績について説明した。

 19年3月期は売上高686億4000万円(前期比0.6%増)、営業利益135億1000万円(同25.8%減)、純利益93億9000万円(同27.5%減)となった。営業本部(国内事業)の実績は、転売業者への販売を抑えた影響で、前年比3.5%減で減収となった。部門別の内訳は、営業部が0.7%増、百貨店部が9.6%減だった。

 ブランド別では、「アルビオン」が8.6%減(営業部1.8%減、百貨店部17.0%減)、「イグニス」が5.9%増(営業部5.9%増)、「エレガンス」が23.9%増(営業部10.9%増、百貨店部48.9%増)だった。

 渡辺部長は、2017年度との比較で、「エレガンスが引き続き好調を維持し、苦戦していたイグニスも上昇トレンドになっている」と述べ、各ブランドのリーディング商品の実績を紹介した。

 「アルビオン」は、ファンデーション(3.1%増)、エクラフチュール(5.9%増)の好調に対し、ブランド寄与率20%を超える乳液(7.7%減)と化粧水(19.8%減)が前年割れとなった。化粧水のうち「薬用スキンコンディショナー(スキコン)」は24.9%減だった。

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