ファンケル、「アルギナーゼ1」に皮膚炎症抑制効果を発見

粧業日報 2019年9月25日号 5ページ

ファンケル、「アルギナーゼ1」に皮膚炎症抑制効果を発見
 ファンケルはこのほど、角層のタンパク質を測定して皮膚の状態を把握する「角層バイオマーカー解析」を活用し、7つのタンパク質をマーカーとして使用して研究を進める中、そのマーカーの1つであるタンパク質「アルギナーゼ1(以下、ARG1)」が、紫外線からの酸化ストレスによる皮膚のバリア機能の低下を防ぎ、炎症を抑制することを発見した。

 同研究成果は今年7月19日~20日に富山県で開催された「第41回日本光医学・光生物学会」にて発表している。

 同社によると、「ARG1」は、皮膚の紫外線による酸化ストレスの防御に関係しているため、皮膚の最外層である角層でその量が少なくなると、紫外線の影響を受けやすくなるという。そのことを利用して「角層バイオマーカー解析」では、「ARG1」をシワやシミのできやすさを測定するマーカーとし、この「ARG1」が皮膚の内部でどのようにして紫外線の影響を抑えるかを検証した。

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