岩瀬コスファ、2020年は組織力強化で盤石な体制づくりに注力

週刊粧業 2020年1月1日号 58ページ

岩瀬コスファ、2020年は組織力強化で盤石な体制づくりに注力
 原料商社大手の岩瀬コスファは、2019年に中期経営計画の4年目を迎えた。

 現在の取り組みについて岩瀬由典社長に話を伺った。

 ――中期経営計画の現況についてお聞かせください。

 岩瀬 冷夏やインバウンドの落ち着きなど、2019年は向かい風の1年だった。

 原料の供給に関しては、取引先にご迷惑をおかけすることもあった一方で、原料メーカー各社の協力や各拠点の特性を活かした取り組みにより、できる限りの対応をさせていただけたと考えている。

 中期経営計画の骨子の1つでもある「コア事業の強化」は、継続して取り組んでいきたい。

 そのほか、「海外ビジネスの拡大」については、各海外拠点同士の連携が取れてきており、展示会のサポートや在庫の調整など、人の交流を含めた結びつきが強まっている。

 「ヘルスケアビジネスの再構築」は、本当に良いものをつくるという意識で取り組むことができ、100点に近い働きができたと考えている。

 ――2020年以降の取り組みについてお聞かせください。

 岩瀬 2020年以降も組織力の強化を進め、盤石な体制づくりに注力していきたい。市場は引き続き厳しい状況が続くことが予想されるが、お客様に喜んでいただくことをモットーに取り組みを進めていく。

 来期のテーマとして「共創でワンチームへ」を掲げている。海外拠点も含め人員が増えてきている中で、社員一丸となって良い会社づくりに努めたい。

 社員にとって働きやすい環境を整えていく上で、各部署からの意見を尊重した職場づくりを心掛けているほか、社員面談等も積極的に行っている。高品質な原料を安定的に提供し、日本製の価値が伝わるブランディングを進めていくため、同業他社や原料各社と一丸となって化粧品業界に貢献していきたい。
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