【週刊粧業調べ】2019年化粧品品目別新商品発売状況

週刊粧業 2020年1月1日号 27ページ

【週刊粧業調べ】2019年化粧品品目別新商品発売状況
 週刊粧業は、マーケットの動向を探る指標の一つとして毎年、新商品の発売状況を追い、カテゴリー別に数量・価格の変化を調査している。

 今回も、2019年新商品の発売状況をもとに、カテゴリーごとのトレンドや参入各社の商品施策を振り返り、2020年の傾向を予測する。

 【スキンケア】

 スキンケアは、数量が前年比0.7%減、平均価格が20.4%減の6659円となった。

 平均価格は17年、18年と2年連続で伸長し8000円台に達したが、19年は6000円台で、10年前の2009年(6643円)とほぼ同じ水準となった。参考までに、20年前の1999年の平均価格は3280円で約2倍に伸びている。

 前年との比較で価格が上昇した品目は伸長率が大きかった順に「洗顔料」(4846円)、「化粧液&化粧オイル」(1万3026円)、「クレンジング」(5119円)、「化粧下地」(4977円)、「化粧水」(6545円)の5つだった。

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