コーセー、新型コロナウイルス感染症対策について発表

粧業日報 2020年3月11日号 6ページ

コーセー、新型コロナウイルス感染症対策について発表
 コーセーでは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、社内に対策本部を設置し、ユーザー、取引先、従業員の安全を確保してきたが、今後の1~2週間が感染拡大防止に向け非常に重要な期間であることから、政府の方針に基づき、3月2日に改めて指針・対策を決定した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、従業員の出社(人数や頻度)を概ね3分の2程度に抑制する。具体的には、国内の各事業所において、「在宅勤務の推進(テレワークの活用など)」「ローテーション出勤の推進(在宅勤務の活用や有給休暇取得の勧奨など)」「営業職の直行直帰の推奨」などの方策を組み合わせることで抑制に取り組む。

 また、スーパーフレックス制度(コアタイムなし)を活用しラッシュ時のピークを避ける時差出勤を推進するほか、各会議・商談、集合研修の中止・縮小、Web会議や電話会議への切り替えを進めるとともに、海外・国内出張や事業所間移動(本社、研究、工場、支店などの間)、社内外の会食・懇親会等を原則禁止とし、感染リスクを最小限にとどめる。

 これらの措置は3月20日までとするが、状況を鑑みながら随時、期間の延長や内容の見直しを行う。なお、全国の学校等の臨時休校に対しては、対象者に対して在宅勤務をはじめ柔軟な対応を図るとともに、3月・4月に控える入社式や企業説明会についてはWebを活用した動画配信に切り替えていく。

 一方、美容部員の店頭活動においても、安全確保を最優先として、タッチアップや声がけ活動を「禁止」とし、「手指のアルコール消毒」「マスクの着用」を継続しながら、全エリアにて取り組みをより一層強化していく。

 現在、国内外で従業員の感染者は確認されていないが、感染を確認した場合には、速やかに医師の診断・保健所の指導に基づいた措置を講じ、罹患者・濃厚接触者については症状の有無に関わらず2週間の自宅待機とし、必要に応じ在宅勤務を行う。
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