マンダム、4月より2つの人事制度を導入

粧業日報 2020年3月23日号 4ページ

マンダム、4月より2つの人事制度を導入
 マンダムは4月より、シニア社員活躍促進に向けた「シニア正社員制度」と管理職活性化に向けた「役職勇退制度」の2つの人事制度を導入する。

 「シニア正社員制度」は、60歳以上で働き続ける意思のある正社員は、65歳まで「シニア正社員 エキスパート職」「同 サポート職」のいずれかの職制を選択できる。

 「エキスパート職」はこれまでと同様、組織目標実現のために企画立案・折衝などの業務を行う。

 「サポート職」は、事務的業務をはじめ所属組織のサポート業務を行う。

 これまで60歳を迎えた社員については「嘱託社員制度」を設けていたが、「シニア正社員制度」を導入し、シニア社員の働き方の選択の幅を広げ、働くモチベーションを維持、向上させながら引き続きキャリア形成ができるようにする。

 「役職勇退制度」は、管理職補佐(グループリーダー、副所長)が50歳、所属長(課長職)が55歳、執行役員を含む次長職以上が57歳と勇退年齢を設定し、次代の中心的役割を担う社員に早期にマネジメントを経験させて新たなキャリア形成を促進する。

 一方で、勇退年齢を迎える対象社員は、若手にはない経験と知識をもとに現場で活躍し、次代を育成して組織を活性化する役割を担う。
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