2020年ウェットシェービング市場、大容量パックが主流化

週刊粧業 2020年3月16日号 10ページ

2020年ウェットシェービング市場、大容量パックが主流化
 男性用替刃カミソリでは、ホルダーと大量の替え刃がセットになった大容量パックが支持を集めている。

 これに伴う単価増により、市場は金額ベースで拡大傾向にあるという。

 大容量パック好調の影で、替刃単体の売上は減少しているようだ。また、市場では替刃の値上げが行われ、替刃単体売上の減少に拍車をかけている。

ボディケアの啓蒙で市場活性へ
海外ではECブランドが台頭

 近年では、ホテルのアメニティにも5枚刃カミソリが採用されるなど、ディスポカミソリも含め、多枚刃化が進行している。

 同時に、ディスポカミソリにも替刃式と同等の品質が求められており、各社は5枚刃のディスポカミソリの提案に力を入れる。一方で、刃数の少ないディスポカミソリの市場規模は縮小傾向にあるようだ。

 また、国内では敏感肌へのアプローチが加速している。近年、若い男性のスキンケア意識が高まる中、肌トラブルを自認する男性も増加している。そのため、各社は敏感肌をコンセプトとする商品開発による若年層の取り込みを図る。

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