ライオン、温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得

粧業日報 2020年8月27日号 6ページ

ライオン、温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得
 ライオンはこのほど、2030年に向けたGHG(温室効果ガス)削減目標について、科学的な根拠に基づいた「2℃を十分に下回る目標(Well-below2℃)」として、SBT(Science Based Targets)イニシアチブより認定を取得した。

 同社は、事業成長を図りながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として「LION Eco Challenge 2050」を策定し、取り組みを推進している。

 LION Eco Challenge 2050では、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量ゼロ、ライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指している。

 今回は、2030年までにスコープ1(自社での燃料使用による直接排出量)、スコープ2(自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量)、スコープ3(スコープ1、スコープ2を除く自社のバリューチェーンで排出される間接排出量)のGHG(温室効果ガス)排出量合計を30%削減(基準年2018年)する目標が認定された。
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