ロート製薬×マツキヨ、スキンケア製品のプラスチック容器をリサイクル

粧業日報 2020年9月9日号 6ページ

ロート製薬×マツキヨ、スキンケア製品のプラスチック容器をリサイクル
 ロート製薬とマツモトキヨシホールディングスは共同で、使い終わったスキンケア製品の空き容器の回収・リサイクルを通じて、地球の緑に変えていくプログラム「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」を9月1日より全国の薬マツモトキヨシ「matsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)」で開始する。

 近年、環境問題は未来の社会を考えた際に解決していくべき社会問題の1つとして、各業界においてアクションが多数行われている。

 これまで両社ではそれぞれで取り組みを行ってきたが、製造業・小売業と業界の枠を超えてともに取り組みを行うことで、さらに多くの人々がこれまでの行動を考え、変える1つのきっかけになると考えた。これからも顧客とともに未来を考え、一緒に取り組んでいきたいと考える両社の想いが合致し、今回の取り組みを実施するに至った。

 肌に潤いを与えるスキンケアアイテムだけでなく、地球の潤いも考えた企画となっている。顧客には使い終わったスキンケア製品(ロート製薬の製品以外でも可)の空プラスチック製ボトルなど対象の容器を全国の「matsukiyo LAB」に設置されている専用回収BOXに持参してもらう。その後、集まった空き容器はテラサイクル合同会社にて新たなリサイクル素材として活用され、最終的に植木鉢となり、地球の緑の増加、地球の潤いに貢献していく。

 マツモトキヨシホールディングスは「1st for you. あなたにとっての、いちばんへ。」を掲げて、全国47都道府県に店舗を展開している。

 近年ではポリエチレン製のレジ袋の廃止とともに再生ポリエステル100%のオリジナルエコバッグを発売、植物由来のバイオマス成分30%を使用したレジ袋を用意するなど、地球の健康を考える取り組みを行っている。また、マツモトキヨシで展開するスキンケアPB品シリーズ「アルジェラン」にて循環資源を活用しており、肌だけでなく地球環境にもこだわり商品づくりを行っている。
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