矢野経済研究所 浅井氏、コロナ禍でビジネスモデルを見直す好機に

C&T 2020年9月15日号 30ページ

カンタンに言うと

  • 「市場構造の変革」「新市場の創出」に注目
矢野経済研究所 浅井氏、コロナ禍でビジネスモデルを見直す好機に
 矢野経済研究所では、新型コロナウイルスが企業の当期業績に与える影響と収束後の経営環境変化を予測すべく、今年4月22日~5月18日にかけて第1線で活躍する企業経営者やビジネスパーソンを対象に、緊急調査「新型コロナ収束後の世界と企業経営」を実施した。

 同調査から見えてきたコロナによる業績への影響と、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた今後の事業戦略などについて、ライフスタイル&ビューティグループの浅井潤司部長に話を伺った。

 ――調査結果から見えてきたコロナの影響についてお聞かせください。

 浅井 6月までにコロナが収束すれば、全業種トータルで売上の下振れ幅を1割以内にとどめることができると予測していたが、現時点で飲食業やサービス業を中心として厳しい状況にあり、収束時期が第3四半期までズレ込めば全業種で下振れ幅が約3割になる見通しだ。

 化粧品業界においては、外出自粛や休業要請による需要減に伴い、国内取引先からの受注減や、テレワークによる営業機会の損失などのマイナス要因もあり、今後の動向は不透明であるが、今期は10%程度落ち込む可能性があると予測している。

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