コーセー、コロナ禍で大型のリブランディングを実施

週刊粧業 2021年4月12日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 攻めの姿勢でさらなる成長を目指す
コーセー、コロナ禍で大型のリブランディングを実施
 コーセーのコンシューマーブランド事業部では、ハイプレステージからコスメタリーまで幅広く担当するブランドを4ブロック(SEKKISEI・Prestige KOSÉ・コンシューマーセルフ・リレーションブランド)に区分し、ブランド戦略を推進している。

 コロナ禍でも臆することなく攻めの姿勢を貫き続け、昨年9月には発売から35年で初めて雪肌精のリブランディングを行い、今年2月にもエスプリークのブランドリニューアルを相次いで実施。さらには、リアルとヴァーチャルの融合や心がつながるパーソナライズドサービスなど、時流に合った提案性の高い取り組みも積極的に進めている。

 「コロナ禍で見えた成長の芽」をテーマに、同事業部グループマネージャーの野村高士氏に話を伺った。

 ――コロナ禍における商品開発の方向性についてお聞かせください。

 野村 コロナ禍でお客さまのマインドや行動が大きく変化し、化粧品ビジネスへの影響として、ブランド・アイテム面ではクリーン・サステナブルブランドの台頭や、安心できる信頼のあるブランドへの回帰、肌に優しい一方で効能を求める心理の高まり、売れるアイテムの変化といったことが挙げられる。

 プロモーション面では、広告やチャネルに関してオンラインが加速度的に高まり、それに伴って情報入手媒体がダイナミックに変化し、メーカー側のプロモーションも大きく変わってきている。

あと73%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > コーセー、コロナ禍で大型のリブランディングを実施

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop