資生堂、Hand in Hand Projectを通じた寄付で医療活動を支援

　資生堂は、全国の医療従事者に敬意と感謝の意を伝えることを目的に実施した「Hand in Hand Project」を通じて、7月26日に総額5億0377万1457円（内訳：対象商品の利益 4億9439万2207円、オンライン賛同アクション 867万9250円、プロモーション出演者からの寄付 70万円）と、「資生堂ハンドクリーム N」3万個を公益社団法人日本看護協会に寄付した。この寄付金は、全国の医療現場への支援物品提供など医療活動の支援に役立てられる。

　同プロジェクトは正しい手指の消毒による感染予防と、手洗いや消毒による手荒れを防ぐハンドケアを実施する「手守り習慣」を呼びかけ、2021年2月から5カ月間の期間中、同社が販売する対象商品のハンドソープ・消毒液・ハンドクリームの利益などを医療現場のサポートのために寄付する取り組み。対象商品を購入した人々や1600社を超える賛同企業とともに、「医療従事者の力になりたい」という心を一つにして感染予防に取り組んだ。

　公益社団法人日本看護協会の福井トシ子会長は、「新型コロナウイルス感染症患者の対応に必要な防護具を着用すると、全身が汗だくになることから、寄付金は、個人防護具の下に着用する冷却ベストや、経口補水液などの購入に充て、都道府県看護協会を通じて看護・医療現場へ提供する。また、ハンドクリームは数えきれないほどの手洗いを行う看護職へ提供していく」とコメントしている。