ヤマガタグラビヤ、ニッチな包装システムを開発・販売

週刊粧業 2021年10月18日号 39ページ

カンタンに言うと

  • アルミフィルム内蓋溶着機が伸長
ヤマガタグラビヤ、ニッチな包装システムを開発・販売
 ヤマガタグラビヤでは、クリーム製品の広口容器向けアルミフィルム内蓋溶着機が販売実績を伸ばしている。

 中身製品の品質保持、改ざん防止などに役立つアルミフィルムを用いた内蓋溶着仕上げは、化粧品メーカーの環境配慮型として有利なレフィル対応容器の採用増加とともに需要が高まっている。

 このようなニーズに対応するため、従来のラインナップに加えて新たVHシリーズを開発した。VH4000は、容器チャック昇降機構付きターンテーブルを採用することで、容器搬送をホルダーレス化、さらに内蓋打ち抜きユニットから複数の内蓋を高速で取り出すことができる新開発の内蓋吸着移送装置を搭載し、最速1分間当たり40個(溶着条件あり)を溶着する能力を発揮する。

 従来機種・Vシリーズの特長であった容器口とほぼ同サイズの内蓋を打ち抜き、ほとんど位置ズレすることなく溶着できる独自技術も継承し、さらに容器搬送をホルダーレスに進化させることで、より多品種兼用性能を向上させている。

 フィルムパッケージメーカーとして培ってきた経験から、内蓋材となるフィルムロールの製造販売も得意としており、内蓋フィルムの提案、試作、試験機を用いた溶着テストなどをタイムリーに提供する態勢が整っていることから、顧客からも高い評価を得ている。

 「包装システム販売事業は、難しいテーマを扱うケースも多いが、個々の知恵と力を結集する『創・合・力』を発揮して成果をあげてきた。今後も時代のニーズに合わせつつ、この姿勢を継続し顧客満足度の向上を図っていきたい」(山形勇仁社長)
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