ライオン、2021年12月期は増収減益

粧業日報 2022年3月2日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 売上・利益とも修正目標をクリア、海外・産業用品が好調
  • 原材料価格の高騰には高付加価値化で対処
ライオン、2021年12月期は増収減益
 ライオンの2021年12月期決算(IFRS)は、売上高が3.1%増(為替変動を除く実質1.9%増)の3662億3400万円、従来の営業利益にあたる事業利益が14.0%減の309億2000万円、当期利益が20.5%減の237億5900万円となった。

 2月15日に行われた決算説明会で掬川正純社長は2021年度を振り返り、「売上高、利益とも、11月5日に修正した目標をクリアした。売上については、一般用消費財事業でハンドソープの反動減があったものの前年並みを確保し、中国が好調に推移する海外事業、化学品の市況が回復傾向にある産業用品事業がそれぞれ増収となった。一方、事業利益については、売上増による粗利増、トータルコストダウンが増益に寄与するも、原材料価格の上昇に加え、競争費用の増加、減価償却費の増加などで全体では減益となっている。営業利益、当期利益については前期に本社土地の譲渡益があったことから減益となっている」と語った。

 中期経営計画の第1期にあたる2022年度は、成長加速へのギアチェンジを図り、売上高は2.4%増の3750億円を目指す。

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