資生堂、2022年12月期第3四半期は増収増益

粧業日報 2022年11月22日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 米州・欧州・トラベルリテールが全体を牽引
資生堂、2022年12月期第3四半期は増収増益
 資生堂の2022年12月期第3四半期連結業績(IFRS、1~9月)は、売上高が前年同期比4.7%増(為替変動の影響除く実質4.1%減)の7627億4300万円、コア営業利益が21.9%増の362億3500万円、税引前利益が34.8%減の317億4500万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が38.2%減の290億4600万円となった。

 第3四半期(7~9月)は、日本の確実な回復(+9%)、欧州の好調継続(+21%)によりロックダウン影響の続く中国(▲2%)をカバー。累計実質売上高が対前年でプラス(+6%)に転換した。機動的なコストマネジメントの継続と、構造改革効果等により増益となっている。

 スキンビューティーブランド比率は74%と高水準を維持し、eコマース比率は31%と3割を超え、売上成長率も+2%で推移している。

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