ライオン、温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブ認定を取得

粧業日報 2023年5月1日号 6ページ

ライオン、温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブ認定を取得
 ライオンは、2030年に向けたGHG(温室効果ガス)削減目標について、科学的な根拠に基づいた「1.5℃に抑える目標」として、SBT(Science Based Targets)イニシアチブより認定を取得した。

 同社は、事業成長を図りながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として「LION Eco Challenge 2050」を策定し、取り組みを推進している。「LION Eco Challenge 2050」では、2050年までに事業所活動におけるCO₂排出量ゼロ、ライフサイクルにおけるCO₂排出量半減を目指している。

 2020年に「2℃を十分に下回る目標(Well-below2℃)」としてSBT認定を取得したが、今回、「1.5℃に抑える目標」のSBT認定を取得した。

 SBTイニシアチブ(SBTi)は、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアチブで、「産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える」というパリ協定の目標に向けて、企業が設定する温室効果ガス削減目標が、科学的根拠に基づいたものになっているかどうかの検証・認定を行っている。
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