資生堂ジャパン 堀井清美氏、「攻め」の姿勢を鮮明に取り組みを強化

週刊粧業 2023年10月16日号 10ページ

カンタンに言うと

  • パーソナルな提案を通じて自分らしい美の実現めざす
  • 専門店専用メイクブランドを導入して不退転の覚悟を示す
  • リアル接点で工夫を凝らし店頭への送客を実現
  • 提供したい価値、パーソナルビューティーウェルネス
  • 専門店の強みは「人」であり「化粧品」は幸せをつくる産業
資生堂ジャパン 堀井清美氏、「攻め」の姿勢を鮮明に取り組みを強化
 資生堂は、全国の化粧品専門店をビジネスパートナーとし共に歩みを進めてきたチェインストア制度が100周年を迎える2023年に、ブランドと店頭活動の両面から「攻め」の姿勢を鮮明にし、取り組みを強化している。

 次の100年に向けて化粧品専門店とともに、化粧品専門店だからこそできる生活者へのパーソナル提案を通じて、生活者一人ひとりの自分らしい美の実現を目指す。

 今後の化粧品専門店チャネルにおける事業の方向性や活性化策について堀井清美 エグゼクティブオフィサー プレステージブランド事業本部長に話を伺った。

パーソナルな提案を通じて
自分らしい美の実現めざす

 ――チェインストア制度が今年で100周年を迎えたのを機に、ブランドと店頭活動の両面から「攻め」の戦略へとシフトしています。改めてこの狙いを教えてください。

 堀井 私は資生堂が好きで憧れて入社しました。途中ライフイベントに差し掛かり退職するかどうか悩んだ時期もありましたが、専門店さまをはじめ多くの皆さまに支えられ夢を持って今日まで頑張ることができました。

 私たちメーカーは、お客さま、そしてお得意先さまに必要とされて初めて存在できると思っています。チェインストア制度は今年で100周年を迎えましたが、200年、300年続くものにしていきたいという思いを強くしています。

 資本主義やグローバリゼーションが過度に行き過ぎてしまう昨今ではありますが、資生堂の五大主義のひとつ、「共存共栄主義」をこれからも守り抜き、パートナーである専門店さまとともに成長していきたいと願っています。

 メーカーだけが利益を得ることも、お得意先さまが過度にメーカーに依存してしまうのもよくありません。一緒に成長し続けなければ未来永劫の繁栄はなし得ません。

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