メナード、老化細胞の分泌物が肌再生を阻害することを発見

訪販ジャーナル 2024年1月15日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 新品種の米から抽出したエキスが肌の再生を促す
メナード、老化細胞の分泌物が肌再生を阻害することを発見

 日本メナード化粧品は、老化細胞から分泌される2つのタンパク質「INHBA」「GREM2」が幹細胞による肌の再生を滞らせることを発見した。さらに、特別な品種の米から独自に抽出したエキスに、肌の再生の停滞を予防・改善する効果を見出した。幹細胞による肌の再生を促し、若々しい肌へ導くことが期待される。

 肌は、幹細胞から新しい細胞が生み出され、老化細胞と入れ替わることでその機能が維持されている。しかし、これまでの研究から、加齢に伴い肌の幹細胞は減少し、肌を再生する能力が低下するとともに、老化細胞が増えていくことがわかっている。さらに近年では、老化細胞は周囲の組織に悪影響を及ぼす様々な物質(SASP因子)を分泌し、肌の老化を促進させることも明らかになってきた。

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