第50回 「『消えモノ』に弱い女心」

【週刊粧業2014年6月23日号14面にて掲載】

 京セラドームで国歌斉唱をすることが決まった歌手の星本エリーちゃん。ヴォイストレーニングも完璧にこなして、晴れの舞台で着る衣装について相談がありました。

 早々、彼女のデビューアルバムのジャケット写真を一緒に担当したスタイリストの川田亜貴子さんと打ち合わせしたところ、エリーちゃんのチャームポイントである透けるように白く美しい肌をいかすことから考えようということになり、ドレスはノースリーブのシンプルな赤を用意。

 さらに、金沢から取り寄せている金箔とスワロフスキーのカラーストーンをボディーにアートメークする、世界的デザイナー赤塚信彦さんのヌードジュエリーをプレセントしようということになりました。

 一週間後、衣装合わせとともに、ヌードジュエリーのセッティングにあらわれたエリーちゃんは、かなり緊張気味。それもそのはず、赤塚さんは世界中のセレブを顧客に持っていて、たまたま帰国していたところを、旧知の仲ということで、特別に一時間あけていただいていたからです。タイトスケジュールということで、あらかじめ、エリーちゃんのプロフィールと衣装の画像をおくっておいたので、赤塚さんの頭の中には、作品のイメージができあがっていました。

 いよいよ、ミンクのパフを片手に、夢のような時間の始まりです。そのプロセスはまわりで見ているだけでうっとりする優雅さ。エリーちゃんからはヌードジュエリーが仕上がっていくほどに、緊張から解放され、どんどんテンションが上がっていく様子が伝わってきました。

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中村浩子

(株)ヴィーナスプロジェクト代表取締役社長

「JJ」「VERY」等ファッション誌の編集・企画を手がけ、黒田知永子や三浦りさ子等、その時代を代表するタレントをプロデュースし、トレンドを生み出してきた。 現在まで読者モデルを1万人以上発掘しており、現在は女性消費者を取材し続けてきたノウハウを活かし、ファッション・アクセサリー・ビューティに関わる商品開発やイベントを企画、ブランドプロデュース、コンサルティングまで幅広く行っている。

http://www.venus-project.jp/pro/02.html

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