1963年(昭和38年)の主なトピックス
●東化工、自由化対策で国産品PRポスターキャンペーンを実施
●化粧品の輸入自由化スタート
●カネボウ、チェーン店契約クラスを六段階で採用
●全小連、9月年次大会で名称を「全国粧業小売連盟=略称:全粧連」に改称
●マックスファクターのダイエー納入で小売業界反発
業界団体・各社の動向
1963年(昭和38年)1月
◎井田両国堂が主牽しボランタリーチェーン「アストリアライナー」結成
◎歯磨工業会、ABS使用説に反論
◎厚生省が二重価格は景表法違反の見解
◎加美乃素、第一回政策審議会で代理店数圧縮方針を打ち出す
1963年(昭和38年)2月
◎ヘレンカーチスジャパン設立、社長に田尾有海氏就任
◎カネボウ、チェーン店契約の6クラス制を制定
◎資生堂第一回サミット・メリット会開催
1963年(昭和38年)3月
◎東化工、自由化対策で国産化粧品擁護のPRポスターキャンペーン展開
◎NHK、フッ素の効用特別番組放映
1963年(昭和38年)4月
◎マックスファクターのダイエー納入問題で小売業界が反発
◎不良ヘアラッカー事件が相次ぐ
◎サンスター歯磨、全品八掛に引き上げ
◎十条キンバリー㈱設立
◎ヘレナルビンスタイン、加地交易と合弁で進出
1963年(昭和38年)5月
◎花王石鹸、配送合理化へ小売店直送制度ファミリークラブスタート
◎日本エアゾール化粧品本舗会発足
◎ウテナ、子会社㈱ベルモード設立し通信販売開始
1963年(昭和38年)6月
◎粧工連会長に伊藤隆男氏就任
◎資生堂、パール歯磨全品八掛に引き上げ
◎ジュジュ、卸小売店の新販売制度発足
1963年(昭和38年)7月
◎東化工が化粧品に関する消費者調査結果発表
1963年(昭和38年)8月
◎化粧品の輸入自由化実施=香水、コロン、口紅、白粉、化粧水、クリームは除外
◎ヴァンジャケット、ピアスと提携し、VAN男性用化粧品発売
1963年(昭和38年)9月
◎小林コーセー、仏ロレアル社と提携、業務用市場進出
◎全小連、年次大会で「全国粧業小売連盟」に改称
◎レブロン日本支社設立
1963年(昭和38年)11月
◎サンスター歯磨、ハワイに販社設立、販売開始
◎ジュジュ、リボンストア制度確立