資生堂は2011年2月21日、10~30代男性をターゲットにした男性用化粧品ブランド「ウーノ」より、泡の質を高めることで、肌の汚れをやさしく落とすことができる新洗顔料(全3品目3品種、ノープリントプライス)を発売する。
男性の洗顔料に対する2大ニーズは、1位は「汚れを落とす」(18%)、2位は「肌にやさしい」(16%)となっており(2010年5月同社調査、16~39歳男性、N=972)、汚れを落とすだけでなく、汚れをしっかり落としやさしく洗い上げたいという意識がある。
一方で、10代~20代男性の肌悩みとしては、「ベタつき」(48%)、「テカり」(35%)、「ニキビ」(57%)、「毛穴汚れ」(43%)、「乾燥」(44%)、「肌あれ」(40%)となっており、「ベタベタしたアブラ」「ざらざらした毛穴汚れ」「カサカサした乾燥」の3つの悩みに集約されることがわかった。(2009年6月同社調査15~24歳、男性N=888)
同社は、洗顔料の2大ニーズである「汚れ落ち」と「肌へのやさしさ」という機能を両立させるため、「泡」に着目。「泡が良いと、落ちにくい汚れまで洗浄できそう」「泡が良いと、肌を傷つけずにやさしく汚れを落としそう」というように、ユーザーの意識の中にも、泡立ちの良い洗顔に対して高いニーズがあることがわかった。(2009年7月、同社調査、15~29歳男性、N=185)
今回発売する洗顔料は、事前に行った調査で「泡立ちの早さ」「泡の量」「泡のキメ細かさ」全ての点において高い評価を獲得。同時に、3大肌悩みを解決する機能を各アイテムに付加した。
「ウルトラブラックウォッシュ N」は「アブラ汚れ」に対して、アブラを吸着する皮脂吸着パウダーを配合、「スクラブキングウォッシュ N」は「毛穴汚れ」に対して、2種類の毛穴みがきスクラブを配合、「モイストクリアウォッシュ」は「乾燥」に対して、うるおい成分を配合し、濃密な泡でやさしく汚れを落としながら、男性の肌悩みに対応する。
「ウルトラブラックウォッシュN」「スクラブキングウォッシュN」「モイストクリアウォッシュ」は、それぞれ130g入り。
この記事は粧業日報 掲載
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