資生堂、「専科」からBBクリームと大容量UVジェル発売

粧業日報

カンタンに言うと

資生堂、「専科」からBBクリームと大容量UVジェル発売

 資生堂は、日本の低価格帯市場とアジアのマステージ市場で共通展開する単品高機能型スキンケアブランド「専科」に、化粧水の後にワンステップでベースメークまで完成させられるBBクリーム「ミネラルウォーターでつくったフェイスUV」(2色各45g、店頭実勢価格900円前後、SPF41・PA++)を2012年2月中旬にエフティ資生堂を通じて発売する。併せて、2011年3月に発売し計画比2割増の売れ行きだった日やけ止め「ミネラルウォーターでつくったUVジェル」のSPF27にラージサイズを追加、大容量ポンプタイプ「ミネラルウォーターでつくったUVジェル SPF27 ラージサイズ」(1種150mL、店頭実勢価格1000円前後、SPF27・PA++)を発売する。

 「専科」は、アジアでの展開拡大を目指しており、既に展開している台湾と香港でも順調に推移。特に台湾では2011年上期に売上計画の208%を達成している。 国内の2010年セルフスキンケア市場規模は2005年対比で106%と拡大傾向にある。中でも1000円以下の市場の伸びが特に大きく、化粧水が128%、乳液が113%、日やけ止めが156%、と大きく伸長している。(インテージSRI、セルフスキンケア市場規模(金額)、データ期間:2005年4月~2006年3月/2010年4月~2011年3月)

 また、ここ数年急激に伸長している「BBクリーム」と呼ばれる「肌にうるおいを届けるスキンケア効果とシミやくすみを補正して肌を演出するメークアップ効果を併せ持つ多機能ベース」という新たな市場は、2009年対比で9倍にも拡大している。(インテージSRI、セルフメーキャップ市場規模(金額)、データ期間:2008年11月~2009年10月/2010年11月~2011年10月)

 専科は、2010年9月のブランド誕生以降、このように拡大する低価格帯(スキンケア・日やけ止め)や「BBクリーム」などの市場に対応する「単品高機能商品」を配置することで顧客接点を拡大し、ブランドを強化している。

 「ミネラルウォーターでつくったフェイスUV」は、ミネラルウォーター配合、鉱物油不使用、無香料で肌へのやさしさを持ちながら、確かな紫外線防御効果を両立。紫外線からしっかりガードしながら、ひとぬりで肌を美しく演出し、シミまでかくれるほどのカバー力を持つという。一方、「ミネラルウォーターでつくったUVジェル SPF27 ラージサイズ」は、ミネラルウォーター配合、鉱物油不使用、無香料・無着色で肌へのやさしさを持ちながら、確かな紫外線防御効果を両立した「ミネラルウォーターでつくったUVジェル SPF27」(2011年3月発売)の、大容量で使いやすいポンプタイプとなっている。

 プロモーション・販売展開では、保湿・美白・UVシリーズにおいては小池栄子を、洗顔シリーズにおいては宮﨑あおいを継続起用してテレビCMやWebで広告展開を行う。販売チャネルは、ドラッグストア、量販店、ホームセンター等、全国約2万7000店を予定している。

 専科 ミネラルウォーターでつくったフェイスUV(日やけ止め用クリーム、2色各45g、店頭実勢価格900円前後、SPF41・PA++)▽専科 ミネラルウォーターでつくったUVジェル SPF27ラージサイズ(日やけ止め用乳液、1種150mL、店頭実勢価格1000円前後、SPF27・PA++)

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