サンギ、ロシアで自社開発高機能歯ミガキの販売を開始

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サンギ、ロシアで自社開発高機能歯ミガキの販売を開始

 サンギは、2011年12月よりロングセラーブランド「アパデント」(120g)をロシアに輸出し、現地での販売を開始する。人口1000万人を越える首都モスクワを皮切りにサンクトペテルブルクなど人口100万人以上の都市部へと取扱店舗を拡大し、3年で1億円の売上げを目指す。海外展開の経緯について朝倉美穂経営企画室海外市場開発担当に話を伺った。

 同社は、自社の英語版HPに世界各国から同社製品に興味を持った企業による問い合わせが複数寄せられていたため、個別に対応しながら海外での販売を視野に入れて市場調査を行ってきた。2010年より海外のマーケティングを本格化して調査を続ける中、「ロシアはデンタルショーの開催がモスクワだけで年3回あるほど、オーラルケアへの意識が高い国民性であることが把握でき、自社で展開する高機能歯ミガキ剤の潜在的な需要性を感じた」(朝倉氏)ことから参入エリアをロシアに絞り込んだという。

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