カネボウ化粧品、2012年春「フリープラス」をリニューアル、低刺激処方と和漢植物がポイント

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カネボウ化粧品、2012年春「フリープラス」をリニューアル、低刺激処方と和漢植物がポイント

 カネボウ化粧品では「フリープラス」を2012年1月16日にリニューアル発売する。「フリープラス」はストレスや環境の変化などを受けやすい女性に向けて2001年に誕生し、2005年には20代特有の"繊細肌"に向けたブランドとしてリニューアルし、流通を拡大してきた。

 今回の改良では、長年の敏感肌研究により見出した「敏感肌は神経線維が表皮まで伸び、刺激を感じやすい"知覚過敏"の状態にある」という新知見に基づき、低刺激処方の化粧品を開発した。刺激を感じやすい肌のために良質な成分を厳選して心地よい感触を追求するとともに、パラベンや紫外線吸収剤などを添加せず、一部の商品を除いて肌に近い弱酸性を採用した。アレルギーテスト、パッチテスト、スティンギングテストなど各種テストも実施した。 
 さらに、角層を健やかに整えるとともに外的環境から肌を保護する6種の和漢植物混合エキス(タイトウ、チンピ、トウニン、ヨクイニン、カンゾウヨウ、センキュウ)を新配合し、環境に左右されにくい肌状態へ導く。

 商品構成は、肌が敏感になりがちな20代~30代前半の女性に向けた「モイストケアライン」(和漢植物混合エキス、ナイアシンB配合)と、肌年齢が気になり始めた女性に向けた医薬部外品の「モイストケアライン」(同、グリチルリチン、トウヒエキス、ヒアルロン酸配合)の2ラインとする。

 これにより、近年拡大傾向にある30代以降の刺激を感じやすい肌まで幅広く対応し、「低刺激」「和漢植物」を核に、敏感肌市場における確たるポジションの確立を目指す。

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