ナリス化粧品、障がい者の自立を支援する特例子会社の生産能力を増強

粧業日報

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ナリス化粧品、障がい者の自立を支援する特例子会社の生産能力を増強

 ナリス化粧品グループの特例子会社であるナリスコスメティック フロンティア(本社=神戸市、村岡弘義社長)は、年間約230種の製品を製造している工場に、化粧水、乳液、ボディソープなど液体状化粧品の製造設備・充填ラインを新たに導入した。7月10日より本格稼働を開始している。

 ナリスグループは、今年からスタートした中期経営計画の中で、2014年度までに生産数量を対10年比で40%増に拡大することを目標に掲げている。9月から同工場の稼働時間を増やし、13年度は生産数量を現状の4倍、グループ主力の兵庫工場と合わせて1.8倍の増産を予定している。

 ナリスコスメティック フロンティアは、2005年の設立当初から、バリアフリー環境を整えた工場での障がい者の雇用を推進してきた。12年3月末現在で従業員35名のうち、障がい者13人(構成比37.1%)が勤務している。

 先ごろ、厚生労働省は民間企業に義務づける障がい者の雇用率を現在の1.8%(従業員56人以上の企業)から2.0%(同50人以上)に引き上げることを決定したが、グループ全体の雇用率はそれを上回る3.7%(12年3月末現在)となっており、今後も障がい者の社会的自立を推進していく方針だ。

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