コットンラボ、染み込ませた化粧水が無駄なく使えるコットンを発売

週刊粧業

カンタンに言うと

コットンラボ、染み込ませた化粧水が無駄なく使えるコットンを発売

 コットンラボでは、コットンに染みこませた化粧水が無駄なく使える「ちょっとの化粧水でうるおいが広がるうるふかコットン」(100枚入、参考価格248円)を3月1日に発売した。

 「従来品はコットン中央部の中綿に化粧水が深く浸透してなかなか肌にいきわたらなかった。本品は化粧水がコットンの表面に拡散する、丸三産業の製法特許を取り入れて開発したもので、化粧水を無駄なく肌に返すことができる」(田原英行マーケティング部マーケティング課リーダー)

 化粧水が表面にムラなく広がったコットンはうるおいに満ち、クッション性を保つのでふっくらとした仕上がりになる。色水を使うと拡散力の違いは明らかであり、「今春の大型新製品として、POPなどを通じて店頭でも商品特性をわかりやすく伝えていきたい」(田原氏)という。

 摩擦や圧を加えても毛羽立ちにくいためパッティング、クレンジング、ネール落としにおすすめだ。やわらかなイメージを出したピンク系のパッケージには清潔に保管できる開閉チャックを取り入れた。

 低価格帯でトップシェアを持つロングセラー商品「クリーンパフ」(80枚入、希望小売価格90円、2個パック180円)は長方形だった開け口をコットンを1枚ずつ取り出しやすい形状にしてリニューアル発売した。

 「箱にコットンが沢山入っている状態だと中身が取り出しにくい場合があったので、指でおさえるイメージで2段階方式の開け口にした。箱のサイズも一回り小さくしている」(田原氏)

 昨年、ドレッサーに合う大人っぽいデザインにこだわった新シリーズ(全3品)を導入した。コットンの加工や構造を工夫し、使用用途別に3種類を用意した。パッケージに商品特性を明記する一方で、開口面はレース模様のシンプルなデザインとした。

 今期は新製品を確実に売り込みながら、前年比5%増を目指す。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > コットンラボ、染み込ませた化粧水が無駄なく使えるコットンを発売

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop